『図説 日露戦争』(河出書房新社版) 杏林の坂道 第七章「日露戦争従軍日記」 (一) 国元の父尚一から封書が届いた。惟芳は早速封を切って読み始めた。巻紙に毛筆で書かれた父の書簡は、次のような内容であった。筆跡はまだしっかりしていると彼は思った。…
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